2011年11月19日土曜日

ひさびさに

どこにもリンクしていないのだけれど、、、、
セゾンの申請用に私たちの未来について活動の展望なるモノ書いたので載せてみる。

結局私は何が言いたいのか???
たぶん、、、なんとかせねばならんという事をひたすら感じているということ。でも地道にやってくしかないっていうこと。結局、手足動かして踊ってなんぼにしかならんので、感じもらえてなんか持ってかえっていろいろ思ってくれたら良い!!といろんな思いを詰め込んで、いろんなとこで、いろんな人の前で踊るしかないのです。



ダンスダンス、、、いつまでもダンス。



エッセイ  

「そして私たちは虚構を産みだす」

実際のところ、この世の中は一体全体どうなってしまったのだ???
ここ最近、日本のあらゆる局面がぼろぼろとはがれていく中で、露になる様々な醜悪な事実。
私たちはいったい誰に何を教えられ、管理され、個人をないがしろにされてきたか。今、少しずつわかってきたような気がする。情報にあふれているようでありながらも日本は情報の飢餓に貧している。

バブル世代の残り香を吸っていた団塊世代の親達。その子孫は自堕落で飽食で飽きっぽい。これからその子孫である私たちが世代を受け継いで日本を背負って行かねばならないのだけれども、、、。蓋をあけてみたら自立心、愛国心、啓蒙思想などみじんもなかったりするひとが殆どだったりするのではないか?これからの日本を想像すると、なんだか何年後かにはアメリカか中国かに吸収されて日本という国は地図から無くなっているんではないかという気もしてくる。
毎日のNEWS、日々の心配事が溢れかえる。原発問題や放射能汚染、TPP参加後の日本の産業の行方、欧州経済危機やアラブ諸国のテロやNYのデモ。最近、教育プログラムで小学校によくいくのだけれど、今の子供たちは産まれたときから「不安」を背負って生きていかねばならないとおもうと本当に涙がでてくる。

日本は一国としての歴史があり、独自のオリエンタルな文化が古代から確立しているのにもかかわらず、輸出出来る文化(芸術)は一握り。古典はいいとしても、新しい世代のもので誇れるものはそんなにあるのか?せっかくの文化大国なのに、なんとかせなばーーーー!!!と思うにも、結局、国内で公演打っても、海外に公演にいっても、個人単位ではどう動いてもにっちもさっちも行かないのが現実。

と文句ばかりいってても、どうしようもないので、夫と一緒に「終末論」を唱えたダンス作品を作ってみた。
すこしでも観にきてくれた若人が気づいて、「これはヤバい!このままではだめだ!」と動き出さないかと思いを詰め込んだ。反応は賛否両論。音楽系には反応がよく、ダンス系に受けなかった。
--2010年3月頭に発表。「私たちは眠らない」メキシコ湾の油田事故からイメージした黒いビニール(オイルに見える)が噴射するシーンがある。震災直後、被害が殆どなかったので決行した大阪公演。そのオイルであるビニールの動きが前日TVでみた三陸沖を大破させた津波と全く同じ波の動きをしていて、真っ黒。観る者に衝撃。作った方も衝撃。ありえない虚構を作っているはずなのに、現実に地震を示唆してしまったかのようで恐ろしくなってしまった。
ほかにも作品中の様々な要素がいま、震災を後にしてよりシアル感をおび、311を境に感じられることがずいぶんと変わってきたと思う。

リアルな現実がある。だがそれは一瞬にして『ど!虚構』になる。
震災後、三陸の宮古市にボランティアで被災地にストレッチのワークショップに伺った。目の前の廃墟。瓦礫。解体N0.325などと赤いスプレーで書かれたまだ新しそうな家屋。被災地のおじいさんおばあさんのすこしあきらめたような感じ。なんだかわたしはそこにいるのかどうかもわからなくなってしまった。

しかし、時間と人間の感覚とはすごいもので、8が月経つとどんどん日常に戻っていく。忘れていくのは簡単で、生きていれば勝手にそうなる。

だからこそ、私たちは虚構を産み出しつずけなければならない。と思う。

身体で、感覚で、存在自体で、現実を見極めつつ、もっともっと自分たちの言い分を主張し、自分たちの確信が得られるまで、はっきりと舞台という虚構をやりつずけなければならない。
それを世界に向けて発信していかなければならない。そこまでの水準にほとんどの作品が充たないコンテンポラリーダンスの現状をきちんと理解し、私たちの文化/芸術を国の輸出事業として売れるものとして価値を高めていく努力をしたいと思う。観る者のセンスもしかり、関わっている側の観念をねじあけ、この文化の成り立ちの構造自体を見直していかなければならない。できるかぎり自分たちが正しいと思うやり方で表現していきたい。



Dance Company BABY-Q 東野祥子




0 件のコメント:

コメントを投稿